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【模試で有名】みんな名前は知ってる”ものつくり大学”!一体どんな学校なの?

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ものつくり大学とは?

読者のみなさんは、「ものつくり大学」をご存知だろうか。

名前だけなら知ってるよ!という人は多いかもしれない。平仮名表記ということもあり、大学一覧表などでは常に異彩を放っている。

しかし、ものつくり大学設立の経緯や、そこで行われている授業の内容にまで詳しい人はおそらく多くないはずだ。

今回は、謎に包まれたものつくり大学の実態に迫る。

「ものつくり大学」奇抜な学校名が付けられた経緯

1990年代、日本の職人不足を解決するための策として「職人育成学校」の存在が求められるようになった。そこで、有識者たちの議論により「国際技能工芸大学」の設立が決定。

あまりにも理論偏重になりがちな日本の工学界に一石を投じようとの思いを持った人々により、国際技能工芸大学設立に向けた準備は着々と進んだ。

そんな中、総長に就任する予定であった梅原猛が大学名を「ものつくり大学」にしようと発案。シンプルながらもインパクトが強いそのネーミングはそのまま採用され、現在に至る。

もし、梅原がこの提案をしなければ、「ものつくり大学」は、「国際技能工芸大学」として世間の数ある大学の中に埋もれていたかもしれない。良くも悪くも、目立つ学校名なのである。

また、英語名「Institute of Technologists」の命名者はかの有名なドラッカーである。

どんな学部があるの?

ものつくり大学は、製造学科と建築学科の2学科で構成されている。

それぞれの学科内でコースが分かれており、製造学科には機械デザインコースや情報コースなどが、建築学科にはインエリアコースや木造建築コースなどが設置されている。

まわりは田んぼ!学生がキャンパスをつくる?

ものつくり大学の周りは田んぼと住宅街。真横に上越新幹線が通っているが、特にこれといったものはない。

やはり、ものつくり大学のキャンパスのおもしろいところは、学生が授業の一環で建設したものが実際に使われている、という点だろう。

建物と建物をつなぐ連絡橋や、水に浮くタイプの環境に優しいコンクリートを用いて造られた浮橋は建築学科の学生によるものである。

人類の歴史の中で、橋というのは非常に重要な役割を果たしてきたといえる。もともとは人が通れないはずであった河を通行可能にした橋の存在こそが、人類の発展を大きく加速させたと言っても過言ではないだろう。

忘れてはならない!ものつくり大のロボコン!!

NHKが主催し、毎年多くの人気を集めるロボコン。日本中の各大学が自慢のロボットを製作、主催側が定めたルールで試合を行い、日本一を決める大会である。ものつくり大学は過去13回のうち11大会に出場しており、準優勝を1回経験している。そのほかにもアイデア賞などの受賞経験があり、ものつくり大の技術力の高さを示している。

さて、このように高い技術力を誇るものつくり大学だが、この学校の存在意義とはなんだろう?

ものつくり大学が担うべき役割

ものつくり大学設立の趣旨は、「すぐれたものづくり職人を世に送り出す」というものだ。

高度な技術を持つ中小企業は技術大国日本を支える大きな力である。近年、技術者たちが減少している傾向があり、これを解決するためにものつくり大学はつくられた。

しかし、古くからこの日本では、「職人になるには大学なんか行かずに現場の親方に弟子入りすればいい」 という考えが一般的である。

たしかに、これは言うまでもなく正しいことである。現場で実際にものをつくり、経験を積んでできるだけ若いうちから指先の感覚を研ぎ澄ますことが職人への近道だということは誰の目にも明らかだ。

しかし、実際問題として現在進行形で日本という国から職人の数が減っているということを考えると、やはりその育成システムに何か改革を起こさなければならない、という結論に至る。現場では未だに前時代的な上下関係が習慣になっているところも多く、これも職人の減少に影響していると考えられる。

そして、その現状を改革する役割を担っているのが、ものつくり大学だ。大学という整備された環境で、技術者向けの学びを提供することは非常に画期的だと言えるだろう。

ものつくり大学は、既存の概念を壊し新たな常識をつくりだしている真っ最中なのだ。

これからの時代、技術はどんどん進化していく。ハイテクの世界では、理論を知らない技術者は時代から取り残されてしまう。

ものつくり大学で最新の理論、技術を体系的に学ぶことで、職人になるための確固たる土台を手に入れることができる。科学の原理をしっかり理解したうえで指先の技術を身につけた職人こそが、”本当に強い”、どんな時代にも必要とされる人材だろう。

さあ、自らの指先でこの国を支えようという若者よ、ものつくり大学があなたを待っている。

2015/03/26

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