Logo 53dd61093cf8d63d13b3d7524c42fb9bf7adba1c6679e7e2596fdfb6aca875c6

19歳で起業、無料の漫画サイトを立ち上げた学生の苦悩《後編》

この記事にコメントする
今回は、学生起業家である石黒氏に、起業やキャリアについて話を伺った。起業を志す学生、ビジネスの世界に興味のある人は、是非読んでいただきたい。就活を考えている学生も必見だ。

起業家が見たビジネスの最前線が、ここにはある。

ー石黒さんは学生で起業されていますが、就活やキャリアについて思うところはありますか?

就活を控えた学生に思うことは、「就活ヤバい!」「就活怖い!」ってなる前に行動するべきだということです。就活がヤバいと分かっているのに、何も手段を講じなかったら、ヤバいに決まってますよね(笑)ヤバいと思ったら、そこでどのように行動するかが重要です。

アルバイトでは、学生にはそこまで重大な責任は問われません。しかし、社会に出た後のビジネスの世界は違います。ビジネスの世界は、想像しているよりもずっと優しくない世界です。

社会に出て、家庭を持つ。部下もできる。守るべきものがあるのに、仕事や大事な局面から逃げられるでしょうか?普通は立ち向かったり、踏ん張ったりするものですよね。しかし、学生時代に逃げグセがつくと、恐らく大事な場面でも逃げてしまうでしょう。

危機感を持つのなら、学生時代から深く考えてみたり、必要な能力を鍛えて、知識を身につけるべきだと思います。また、文系・理系という括りにとらわれないことも大切だと思います。「自分は文系だから、理系科目を学ばない」「私は理系だから、文系的思考を身につけない」というのは間違いですよね。

とにかく、自分自信に区切りをつけないことが大切です。私は文系の学生ですが、必要となればプログラミング(プログラミングを理系分野とするかは別にして)も学びますし、文系・理系関係のない芸術やデザインの分野も勉強します。自分の知らない新たな分野に飛び込んでいけば、既知の分野に活かせるかもしれません。

ー起業を志す学生にメッセージをお願いします。

石黒1

自分が考えたプラン、ストーリーは決して最強ではないです。最初は、小さい世界で物事が動き出します。しかし、実際に起業し、多くの人と出会って知識が身につくと、世界は急速に広がります。そして、世界が自分中心には進まないことを知るのです。

つまり、何もしないうちは大海を知らない井の蛙と同じなのです。初めて会った人に「いずれ、起業します!」なんて言っている人は、まだ起業することから逃げています。はやく起業して、自分を逃げられない立場に置くべきです。本当に起業を考えている人は、起業することの責任の重さなどに気がついています。ですから、簡単に「起業するつもりだ」なんて言いません。

起業をするのなら、一度企業に就職してからという方法もあります。しかし、自分のやりたいサービスで、既存の産業の構造を根本的に変えたり、社会にいちはやく貢献したいのなら学生のうちに起業するべきです。インプットも大切ですが、実践的なアウトプットによって身につく知識もあります。また、優しくない大人のビジネスの社会を早くから知ることも大切です。

学生のうちは、何かと失敗するはずです。思わぬ形で、事業が傾くことも珍しくないでしょう。成功パターンを分析するだけでなく、実際に失敗することも大切です。自分の身に降りかかるような失敗をしてこそ、人は学び、成長します。学生の間は、少しずつレベルアップしていけばいいのです。

RPGで例えてみましょう。レベル99の魔王(業界トップ)に、レベル1の勇者(学生起業家)単身で挑めば倒されるに決まっています。だからこそ、信頼できる仲間とパーティーを組んで何度も挑むのです。倒されても、教会でまた復活すればいいのです。

しかし、勇者は自分1人だけではないことも覚えていないといけません。魔王を倒そうとするライバルは自分以外にもいるのです。起業家は、自分が主人公でなければいけません。そのことを忘れず、早い段階で自分が戦うビジネスの世界を知るべきでしょう。

 

***

 

自ら考え、行動している石黒氏の言葉から、働くこと、ビジネス、起業がどういったものかをイメージできたのではないだろうか?

将来を見据えて行動することは、当たり前のように思えて実践することは実は難しい。しかし、その当たり前のことをしっかりとこなした基礎体力がある者がビジネスの世界で活躍できるのだ。

また、起業を志す学生は逆に迅速に行動することが大切だろう。失敗をしたとしても、乗り越えていけるような熱いガッツを持つことも大切だ。

マンガ産業を変えたいというパッションを持ち、最高でcoolなサービスを展開する石黒氏の今後の活躍に期待だ。

2015/03/16

Logo 53dd61093cf8d63d13b3d7524c42fb9bf7adba1c6679e7e2596fdfb6aca875c6

Scroll btn b7b0a99d7f8504053fadef9a662611d4469b8039cd15d71f14e5b6a1cf11cfa1