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東大とハーバード両方受かったら、絶対”東大”に行った方が良い理由

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東大>ハーバード!?

まずはじめに、なぜ私がハーバードより、東大に行った方がいいと考えるようになったか?

それは、私の友人がきっかけだ。

彼は、アイビーリーグと東大をW受験し、両方合格。はじめはアイビーリーグに通っていたのだが、1年後、東大に入り直してしまった。

その時、彼が放った言葉が今でも忘れられない。

「東大の方が断然コスパがよかった」

もちろん「東大>ハーバード」だと断言することに反対意見もあるだろうが、それを説明するためには多少の材料が必要だ。ぜひ、一度以下の文章に目を通していただきたい。

日本最高峰の東京大学と、世界大学ランキングで1位を独占してきたハーバード大学のどちらにも合格した場合、あなたはどのような判断を下すだろうか。

恐らく多くの人間が「ハーバード大学」に進学することを選ぶのではないだろうか。親や友人もハーバードに進学することをあなたに勧めるだろう。理由は、

「グローバルの時代だから海外の大学に進学したほうがいい」

「英語ができるようになる」

「世界大学ランキング1位のハーバードと東大を比べたらハーバードを選ぶべきである」

といったようなものが考えられる。

いまあげた各々の理由は、一見正しいように見える。グローバルの時代であることは確かだし、アメリカで学生生活を送ることで英語力の上達も期待できる。ネームバリューもハーバードが断然上である。

だが、少し待ってほしい。両方の大学に同時合格したと仮定した場合、あなたは既に抜群の知性を持っていることは確かだ。ではそもそも、東大とハーバードどちらにも合格できる天才が大学で何を得られるのだろうか。

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4年間を過ごして得るものは?

学生のみなさんは気づいていると思うが、大学の授業で楽しめるものはかなり少ない。

学生は自主的に学ぶことを大学側に求められるが、大学側は大教室で行う対面システムを取っている場合が圧倒的に多い。なにも自主的に学ぶのであれば、その教授の著書なり論文を学生が読めば済む話ではないだろうか。

もちろん、大教室のシステムが最も効率がいいのは重々承知している。教授の中にも仕方がなく行っている方もいるだろう。

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しかし、現役の東大生からは、授業に対して以下のような意見が挙げられている。

・法学部の教授(ごく一部)の中に教える気が全くないのでは、と疑われても仕方がない程、低質な授業を行う先生がいる。ただ100分間ノートを読み上げることしかしない。

・学生を引きつける、学生に伝わる授業の展開があるはずです。そのような点を教える側はもっと真剣に考えるべきです。

・多くの授業は工夫がなく、学生にとって非常に不満なものであるのが現状。

・英Ⅰの授業を何とかして下さい。教員のやる気がなさすぎる。

参考引用:学内広報 その他特に大学への要望やこの調査に対する自由な意見(東京大学HP)

これらの意見から考えれば、なかなか東大の授業に十分満足できることは難しいかもしれない。

一方、ハーバードでは?

ハーバードでは、授業満足度を調べるアンケートが存在し、教授が研究者としても教育者としても優秀であるかどうかの調査が定期的に行われている。

しかし、日本ではあまり知られていないのだが、ハーバードのような総合私大でも、学部はリベラルアーツ教育のように様々な基礎科目を学ぶところが多い。本格的な勉強は大学院からが本番だ。

ちなみに、先ほど冒頭で述べたアイビーリーグをやめて、東大に行った友人が共通試験SATについてこう語っていた。彼曰く、数学は日本の中学生レベル、物理や化学は高校1年レベルだったそうだ。最終的に彼は、満点合格だった。

既にお分かりのように、ハーバードと言えど、理系の東大生が学部レベルの授業で満足できることは難しいかもしれない。しかし実際は、英語のハンディキャップがあるので、なかなか授業についていくのは一苦労だろう。

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ここまでは、それぞれの学内で行われる授業についてフォーカスしてきた。

では、大学に授業以外を求めるとするならば、得られるものはなんだろうか?もちろん、「学歴」という答えもあるだろうが、行って後悔するならば、それよりも生活の中身が充実していたほうがいい。そう考えると、最も大事な項目としてあげられるのは、友人や周りの環境だろう。

では、この「環境」という点に話を絞った場合、東大とハーバードにどのような差が見られるのだろうか。詳しく説明しよう。

東大とハーバードの学生、どちらも超優秀

ハーバードと東大でそれぞれ10年以上にわたり教鞭をとってきた柳沢幸雄氏は、東大生とハーバードの学生について以下のように述べている。

両大学の学生のあいだには能力や学力の面でそれほど差はありません。むしろ、18歳で大学に入学する時点では、東大生のほうがすぐれているといってもいいでしょう。 参考引用:なぜ、ハーバードの学生は東大生より自信があるのか 自信は、声を出し続けることで生まれる(ダイヤモンド社書籍オンライン)

東大生とハーバードの学生には、入学時点で能力や学力の差はそこまでないかもしれない。

ただし、主体的な行動・発言を求められるアメリカという環境で育ってきたハーバードの学生は、意欲的に行動する学生が多いことも事実。また、世界各国から留学生が集まるので必然的にコミュニケーション能力も高まる。自身の意見をハキハキと述べ、スピーチが上手な学生が多いのは間違いない。

しかし、ここで補足しておきたいことは、東大生の行動力も負けていないということである。

東大生だって、主体的、意欲的に活動している学生は大勢いるし、TEDに出るくらいスピーチが上手い者もいる。私が少し考えただけでも、様々な団体や組織を率いている東大生が複数思い浮かぶ。

つまり、どの大学に行ったとしても、大切なのは「どの大学に行っているか」ではなく、「その大学で何をするか」なのだ。

東大とハーバードにも合格したあなたは、どの大学に行こうとあなたであることに変わりはない。その大学の個別の環境で、何をするかが問題である。東大・ハーバード双方にも遊びほうけている学生はいるし、真面目に努力を重ねる者もいる。

その東大とハーバード、両方の大学それぞれに限界を感じて中退するのも個人の自由だ。Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグや、堀江貴文氏はある意味、大学というネームに捕らわれず、本当の意味で個々に勝負に出たといっても過言ではないだろう。

そして、大学に通う上で避けては通れない現実「学費」の問題もある。東大とハーバード、どちらの方がコスパが上なのか次のページでは確認したい。

年間600万円のハーバード...

大学を選ぶ上で必ず知っておきたいこと、それは「学費」だ。

ご存知の通り東大は年間一律50万円なのに対し、なんと、ハーバードは寮費込みで年間600万円(為替変動あり)。

この話をすると必ず耳にするのが、「ハーバードの奨学金制度はすごいから、実際はほとんど払わない」という話だ。たしかに、ハーバードが他の大学と比べて制度が充実していることは事実だ。しかし、私はこれに反論したい。

実はこの奨学金制度、給付型ではあるものの世帯年収が1000万円を越えると徐々にその額が減り、2000万円を越えると一切支給されない。

この話を聞くと、な〜んだ、お金持ちだからそれぐらい当然でしょ!と思われるかもしれない。

しかし、2012年に発表された東大合格者の親の平均年収では、なんと約6割が世帯年収950万円を超えており、17%が1550万円以上なのだ。

つまり、東大とハーバードにW合格する人の大半は高確率で世帯年収1000万円を超えていると仮定される。繰り返しになるが、ハーバードは1000万円を越えると徐々に奨学金支給額が減る。ハーバードに合格したところで満足のいく奨学金が支給されない可能性が高いのだ。

それに比べて東大の学費はどうだろうか?親の年収に関わらず、年間一律50万円。たとえ、ハーバードで半額の奨学金をもらえたとしても、東大の学費の安さは圧倒的だ。

総合的に東大のほうがお得!?

どちらの大学にも凄いヤツはいるし、怠け者もいる。野暮な結論かもしれないが、これは事実である。

冒頭でもご紹介した、アイビーリーグと東大、両方合格した人物曰く、「結局やることは海外でも日本でも変わらない。そう考えた時、アイビーリーグにいくために年間500万円ほど払っていることがもったいなく思えた」と語っている。

アイビーリーグと東大のW合格を果たしているだけでも十分すごいが、その先の部分まで冷静に分析できているところがさすがと言わざるを得ない。

2015/02/27

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