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【検証】「東大合格」は ”いくら”で買えるのか?

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いくらつぎ込めば東大にいけるんだ!?

本屋に行けば、子どもを東京大学に合格させる方法、子ども3人を東京大学に合格させた母親の教育法・・・なんてタイトルの本が多く見られる。

もちろん家庭での教育方針、本人の努力も大切なのだが、一体どれだけのお金を使えば東大に合格することができるのだろうか。

東大に合格できる人は、生まれながらに頭のいい人だと思われがちだが、脳科学の研究者によると、頭の良さの55%は遺伝によるもので、残りの45%は後天的に知能を伸ばせる範囲だという。

理論上は、やりようによっては誰でも東大に合格することができるのである。ただし、合格といっても様々なパターンがある。

今回は、様々なルートで東大に合格するまでにかかる費用を探っていこう。

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パターン1 名門中高一貫校に通い、東大合格へ…『王道』ルート 約970万円

東大に合格する一番の近道。それは、有名進学校に通って、猛烈に勉強する、というルートである。東大への合格実績が高い高校に入ってしまうのである。

例えば、東大合格者数ナンバーワンの開成高校。高校受験での入学も認められているが、中高一貫校であるため今回は中学から入学した場合を考えよう。

まずは、開成中学に合格しなければならない。実績のある学習塾SAPIXに小学校4年生から通わせる。入学金31,500円、3年間通って2,077,400円。

開成中学に無事に合格したとして、開成高校卒業までの6年間の費用は入学金合計420,000円、授業料合計で4,237,200円。

開成高校に進学したといえど、学校の勉強だけでは不安だ。東大の卒業生が講師を務め、合格率トップの鉄縁会に通おう。入学金は20,000円、授業料を合計すると2,880,000円。

そこにセンター試験代、受験代を合わせて合計約970万円は必要となるだろう。東大合格の王道パターンだと、このくらいの費用はかかる。

パターン2 公立校に通い、通信教育で受験対策…『経済的』ルート 約400万円

小学校から高校まですべて公立の学校に通った場合にかかる教育費は、約290万円。

高校1年から通信教育のZ会を利用、東大の二次試験で必要な国語、数学、英語、社会2つ、合計5科目で月24,000円。受験期に東大対策のテキストなどを購入すると、3年間(高一の4月〜高三の2月、35ヶ月)で約900,000円。

その他、受験料やちょっとした参考書、もろもろの出費を含めると合計して約400万円。

これで東大に行けてしまうのなら安いものだろう。しかし、これは県内で1番の高校に合格できるような優秀な生徒でないと厳しい方法かもしれない。

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 パターン3 公立高校→浪人→東大…『苦労人』ルート 約450万円

進学校で三年間、部活などに精を出し、引退後勉強に本腰を入れる。東大に行く方法として非常にオーソドックスなこのパターン。

高校卒業までの教育費は約290万円。そこから大手予備校で浪人生活を送ると、一年間で授業料や交通費込みでだいたい100万円かかると見ていいだろう。

つまり、この方法だと東大に合格するまでに400万円。また、実家を離れて寮生活を送りながら予備校に通うとなると、寮費だけで100万円以上加算され、500万円程必要になってくる。

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パターン4 帰国生入試で東大へ…『離れ業』ルート 2,000万円

最後に紹介するのが、びっくり仰天な『離れ業』ルート。

外国の学校に3年間通い卒業、日本に帰国したのちに東大帰国生入試を受験。

アメリカの私立高校に入学すると、3年間でだいたい1,500万円かかる。アメリカの高校に入学するための準備費用なども含めると、一人当たりの教育費は東大合格までに合計で2,000万円ほど必要だ。

今回紹介してきた中では最も高額なルートだが、多感な3年間を親元から離れ海外で暮らすことで得られるものは非常に大きいだろう。日常生活には全く困らないだけの英語力が備わるうえ、異文化に触れることで様々な観点から物事を考える力がつく。

将来的には、その経験を活かした仕事に就くことも可能だ。

Friends fans watching TV and delight football. Four men shout and rejoice football meeting. Friends having fun together watching TV

以上、このように様々なパターンの東大合格方法を見てきた。場合によっては、東大合格までに教育費だけで5倍以上の差がつくこともある。いずれにせよ、親への負担は小さくはないということである。

ちなみに、小学生〜東大に行き、弁護士になるまでの費用を算出した、「【支出】あなたの息子がある夕食どき「僕弁護士になるために東大に行くよ!」とつぶやいた。どきっ!(シュミライズ)」という記事もある。興味のある方はこちらも参考にしていただくと良いだろう。

ちなみに今回は、「東大合格」のみに焦点を当ててきたため習い事には言及していないが、これもまたお金がかかる。

習い事なども考慮に入れると、ひとりの子供を東大に入れるまでには、最低でも500万円かかると考えていいだろう。30代前半から40代前半にかけての年収が500万円前後である現代において、これは非常に大きな負担であることは間違いない。

そう考えると、親の年収による教育の格差というものは確かに存在すると言わざるを得ない。

私たち学生は、両親の努力のうえで自分が勉強できているということを再確認して、日々の学生生活を過ごすべきではないだろうか。

2015/09/04

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